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2015年3月 1日 (日)

ボッコ靴

味噌玉を作ったら後は自由時間、宿のあちこちを探検。バイオトイレや風呂桶や手作りのカンジキや軒下に吊した凍み芋を見てまわる。
 
玄関に無造作に脱ぎ捨ててある…ひょっとしてコレは~!

   ボッコ靴
 
これは全体が生ゴムでできた長靴で、今のゴム長靴が流通する前の時代に雪国で山仕事をする人達に使用された、かなり高価な品。数年前、在庫がある老舗靴屋で2万円超と聞いたが…玄関にあるってことは、現在進行形で使っている証拠。
 
・いつから使ってるの?
・何年使ってるの?
・誰から譲りうけたの?
 
オーナーを質問責めにすると、反対に『ボッコ靴を、どこで見ましたか?』聞かれた。
 
ダム工事で沈む山のお師匠さまの村の民族資料館にあった展示品のボッコ靴は、生ゴム製のため既に木靴のように堅くなっていた。
オーナーのは柔らかい!
 
『実はね。
一度は世の中から無くなったボッコ靴を、最近作り始めた人がいてね。注文販売で、半年待ってようやく手に入れたんですョ。』値段は1万7千円だったとのこと。
 
オーナーは
『資料館にあったボッコ靴には、リボンが付いていましたか?』と聞いた。
『リボン付きでした!』
あ…でも、
山仕事をする男用の長靴にリボンって何か変だなぁと思ってた。
 
『リボンはカンジキを履く時に紐を掛けるためのモノで、リボン付きボッコ靴は値段が高い』と教えてくれた。
 
 
 
翌朝こっそり、オーナーのボッコ靴を履いてみたが、重くて履き心地が良いとはいえなかった(笑)
 
でも、今も作っている人がいて、今も愛用している人がいるのは嬉しい。

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